今年も田んぼの土壌検査をプロに診断していただきました。お米をおいしくする要素であるリン酸、加里、苦土(マグネシウム)が少なすぎるという結果でした。ほぼ去年と同じでした。この結果を踏まえてボカシの中に天然資材のリン酸、カリ、マグネシウムを去年より多めに入れて作りました。
有機資材、天然資材を計量してコンクリートを攪拌する機械で混ぜます。この中に発酵を手助けする微生物の活性液を入れます。使いやすい様にビニール袋に入れて、保温シートのトンネルの中で発酵させます。
去年と同様、入れ込む天然有機資材を書いておきます。
有機系資材
日清オイリオ純正菜種油粕(非遺伝子組み換えjas適合)、鶏糞(黒富士農場)、魚粉(jas適合)、米ぬか、蒸製骨粉、燻炭、もみ殻
天然系資材
マドラグアノ天然リン酸(jas適合)、マドラグアノ天然カリ(jas適合)、陸王マグネシウム(jas適合)、バットグアノ天然リン酸、サルポマグ天然苦土加里
一部資材について見直しました。志を高く持ち、品質の良いものを作りたいので、非遺伝子組み換え、jas適合資材を使うことにしました。が、天然系資材については国内での産出は希少なため外国産に依存です。来年は有機農法の先輩方に聞いてより良い資材を使ってボカシ肥料を作りたいと思っています。
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